研究会活動報告
| 2008.08.21. | 沖縄研究会 ・「沖縄戦 日本軍の法的責任」 |
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| 2008.05.25. | 第二回 フォーラム新潟 ・「世界スタグフレーションと大失業時代」 小林良暢さん |
「世界スタグフレーションと大失業時代」
小林良暢さん
新潟の第 2 回フォーラムを 5 月 25 日、クロスパル新潟(中央公民館)で開催した。参加者は13名でしたが、世界経済で起きている現象と今後予想される事象について、本格的大胆な話を聞くことができました。地方の新潟では、なかなか機会を得られない講演内容でした。忠実に内容を紹介する能力がありませんので、個人的な感想を交えて記録したいと思います。
講師は、経済財政諮問会議専門委員、グローバル産業雇用総合研究所所長の肩書きを持つ、在野の経済問題の論客です。開口一番。私は最近、寝不足なのです。世界の株価(ロンドン、ニューヨークなど)が毎日どうなっているか、「心配で心配で?(恐慌をこの目で!)」という。 → 講師の一言にドキ!(徐々に意味がわかる)
我々庶民は、家計の支出と収入だけは身を切られる思いで生活していますから、学者・富裕層など足元にも及ばない防衛行動を取る術を心得ています。しかし、我々の生活をこんなにもしている元凶は、どこに由来するのか原因がさっぱりわからない。また、最近の物価高には怒り心頭であり、物価暴動待望に傾斜しがちです。結果(実感)と原因(観念):前者を庶民の生活、後者を世界経済(信用現象)とすれば、両者の開きが大きくて、なかなか結び付けて理解できないのです。
講師はこの疑問を払うように、(誰もが一度は聞いたことがある)平易な事実と具体的な指摘をもとに、日本を取り巻く世界経済の出来事を同時進行さながらに解明して見せてくれました。
フムフム、そうだったのか。今、起きている経済現象は、どえらいことなのだな。しかし、資本家っていう奴はろくな奴いないな。政治指導者(G8)も解決能力あるのだろうか。洞爺湖サミットが見ものだ!日共の志位が、先物経済(世界の金融資産:151.8兆ドル)を規制しなければならないとテレビで主張していたというが。そんなことできると本音で思っているのだろうか。共産党的計画経済で世界の貿易・経済(金融・資本)をコントロールできると妄想しているのとちゃうか? 講師のレジュメノートの項目のみを列記することで、主張の大筋を知ってもらえるだろうか。
1.世界恐慌前夜
2.グローバル資本主義の危機
3.グローバリゼーションの光と影
4.スタグフレーションの跫音と世界大失業時代
参加者の一人は、次のように今後の方向性を提起しました。 「世界恐慌の危機がドル体制にあるとすれば、その構造をどう変革していくのかが重要となります。現在の危機をソフトランキングさせる転換が求められています。G8のサミット会議で根本的なセーブは無理にしても、世界的な規制が必要なのではないか。ドル体制の比重を減らし、EUやアジア通貨を戦略的に考える必要があると思う」(要旨) 世界観をも含んだ鋭い提起でした。
(南雲 明男〈世話人〉)


