創刊にあたって
NPO現代の理論・社会フォーラム News Letter創刊にあたって(2008.02.05)
2008年、新しい年が明けました。国際政治・国内政治および社会におけるさまざまな課題・難題が山積している中で、私たちの「NPO現代の理論・社会フォーラム」は活動を始めました。
私たちは、先に公表したアピール文に述べたように、「市民社会の活動の一角に参加するとともに、NPO活動を通じて広い意味での社会的拠点を建設すること」を目標としています。
私たちは、このNPOの名称にある<社会フォーラム>という現代世界の諸傾向を射程にした舞台のうえで、<現代の理論>を編み上げていく活動を課題としまた目標としたいと考えています。
アピール文との繰り返しを恐れずにあえて強調しますが、<社会フォーラム>という舞台は、グローバリゼーションに対抗する「世界社会フォーラム」の思想と運動に強く共鳴するものです。21世紀に入って激動を続ける現代世界に向き合うためには、<越境の思想>が特に重要であると考えます。<越境>には国境を越えるという意味だけではなく、タコツボ化したといわれる日本の政治文化・思想のあり方を対象にしながら自ら越境するという重要な思想的意味があります。また<対抗社会>という「世界社会フォーラム」の思想と運動は、今日の市場システムに立脚しながらも市場原理には決して屈しないという強い精神と思想を問うものであります。
私たちは、以上の目的のもとに公共の言論空間を生み出す決意をするとともに、まず会員・賛助会員をつなぐNews Letterを発行して広範な共同性を生み出し、市民社会の理論的・実践的課題や問題の所在を共有するツールにしたいと考えます。
多くの皆さんの積極的な応答を期待しています。
2008年2月5日
NPO現代の理論・社会フォーラム理事長
古川 純


